試験科目数は膨大。学習は広く浅くが原則

何から始めたらいいの? 公務員試験を知る

公務員試験は、一般的に1次試験において筆記、2次試験以降において面接などの人物試験により段階的に判定が行われます。

国家公務員一般職…1次試験=筆記試験(基礎能力試験・一般論文試験・専門試験)

         2次試験…人物試験(面接)

地方公務員上級 …1次試験=筆記試験(教養試験・専門試験・論文試験)

         2次試験…人物試験(面接・集団討論等)

室長
室長

地方公務員上級については、3次試験が実施されるなど自治体によって試験方法が異なるので、必ず自治体の採用関係ホームページ等で詳細確認が必要です。

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出題される科目数は30を超える

公務員試験の最大の特徴は、やはりその「膨大な出題範囲」です。国家公務員採用一般職(行政)と地方公務員上級の出題科目一覧を見ていただくとわかると思いますが、出題科目数は30を超えます。いや、多過ぎませんか?

H30国家一般職(大卒程度)行政区分 科目別出題数
平成30年度地方公務員・東京都職員・特別区[大卒程度]
教養試験科目別出題数
平成30年度地方公務員・特別区[大卒程度]
専門試験科目別出題数

国家一般職は選択科目もあるため実際に学習することになる科目はもう少し減りますが、それでも20以上の科目を選択回答しなければいけません。何より、例年公務員試験では科目によって難易度に大きな差があるケースが多いため、選択解答の幅を作るためにも、ある程度余裕をもって複数の科目を準備しておく必要があります。

加えて、公務員試験が大学受験と大きく異なる点は、「1科目あたりの出題数が少ない」という点でしょう。僅か1,2問程度しか出題されない科目も少なくなく、多くてもせいぜい10題程度しか出題されません。それゆえに、科目によってはヤマを外せば0点となる可能性も大きいため、確実に得点するには必然的に満遍なく出題範囲を学習しなければなりません。

この事実を初めて知られた方は原因不明のめまいに襲われたかもしれませんが、きちんと攻略の糸口はあるのでブラウザを閉じないでください。

筆記試験は多肢選択式の出題が一般的

まず、公務員採用試験の筆記試験では、記述論文試験を課す一部自治体などを除き、5肢択一式(多肢選択式)のマーク式試験が一般的です。よって、問題文や選択肢の内容から情報を得ることができるため、各科目の論点を全部完璧に記憶していなくても、重要ポイントを押さえてさえいれば、消去法によりある程度回答を導き出すことができます。

そして、筆記試験はあくまで受験生の基礎的な学力を測る目的で行われるものであるため、マーク式試験であろうと記述式試験であろうと、各科目ともそれほどマニアックな問題は出題されません。難化傾向が続いている公務員試験とはいえ、過去問を見れば、教養試験にしろ専門試験にしろ基礎的な知識に基づく出題がほとんどであることがわかります。

そういった意味で、公務員試験勉強においては、科目数が多い分広く勉強する必要はありますが、各科目については深く掘り下げて学習する必要はないと言えるのです。

「出題科目数が多いが、1科目あたりの出題数が少なく、各科目とも比較的底が浅い」という公務員試験の特徴から考えれば、まさに「広く浅く勉強する」ことが鉄則といえるでしょう。

ポイントを絞り、要領よく学習

さらに、公務員試験対策として過去問演習が非常に効果的であるという事実からもわかるように、いくら科目数が多く出題範囲が広くても、試験で出る重要論点というのはどの科目とも概ね決まっています。したがって、ある程度ポイントを絞って学習することも可能なのです。

公務員試験は、その特徴から、受験生の理解力や学習量以上に「要領の良さ」が合否に大きく影響します。これだけ範囲が広いわけですから、いちいち全科目の全範囲をじっくり理解しながら学習するほどの時間的猶予もありませんし、その必要もありません。

もちろん理解しないと覚えることができない科目や論点も多々ありますが、理解できずともとにかく覚えてさえいれば案外解けてしまう問題が多いのが公務員試験です。公務員試験というものがそもそもそういう性質であるので、それを決して忘れないでください。

公務員を目指す人は、大学生にしろ社会人にしろ、半年から1年間程度の学習期間で臨む人が大半だと思います。だからこそ本サイトでは、基本的に半年から1年程度の学習期間で臨む受験生を対象とした内容を扱っていますが、そんな短期間でこの膨大な範囲を誇る公務員試験に果たして合格できるのかどうか、不安な受験生の方は多いと思います。

試験は6月頃。半年間の勉強でも合格可能

しかし、無駄を省いた短期集中型の効率的な学習を徹底することにより、半年から1年程度の学習期間であっても十分合格レベルまで持っていくことは可能です。そのことを信じて、最後まで諦めず頑張りましょう。

室長
室長

各種公務員試験の出題科目等の情報は、実務教育出版様のホームページで確認できます。

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