集団討論とは、受験者5~10人程度で1つのグループを作り、与えられた課題に対して意見交換や討論をし、その近くで3人程度の試験官が評定シート等を用いて受験者を評価する形式の人物試験です。
ちなみに、上の画像の右下のヤツは絶対落ちます。
グループディスカッションとも呼ばれますが、趣旨がほぼ同じものでグループワークという名称で実施する自治体もあります。
公務員試験の2次選考以降で実施される人物試験(口述試験)の一環として実施される集団討論は、特に地方上級行政職採用試験で多く実施されており、都道府県上級で言えば7割以上の自治体が人物評価テストとして採用しています。
個別面接より配点が低いのが一般的ですが、そもそも人物試験自体の配点が高いので、決して軽視できません。
与えられる課題に対する知識が問われるのは当然として、それよりもグループで仕事を行う際の行動や言動が評価の対象となります。
評価者である面接官とのコミュニケーション能力が要求される個別面接とは異なり、同列の受験者とのコミュニケーションの仕方を評価される場であるため、そのための対策が必要です。
当サイトでは、一般的な集団討論の概要と特徴、評価されるポイント、攻略するためのコツなどをご紹介します。