筆記試験の勉強はこう進める~教養科目編

筆記試験の勉強はこう進める~教養科目編 教養科目対策

公務員試験の教養科目は、大きく一般知能分野(文章理解、数的処理)と一般知識分野(社会科学、人文科学、自然科学、時事)の2つに分けることができます。

この2つのうち知能分野については、どの職種でも教養試験(国家公務員では基礎能力試験)において全問必須回答であり、かつ出題数も多い傾向にあるため、学習を避けることができません。

特に数的処理(判断推理、数的推理、資料解釈)は教養科目で最も出題数が多く重要であり、公務員試験ならではの科目ということもあって、受験生を苦しめます。

ただ、もっと受験生を苦しめるのが知識分野です。現在は国家一般職でも地方上級でも 出題数がすげぇ少ないくせに必須解答の傾向にあり、科目数も多いので、労力のかけ方がいまいち掴みにくいのです。

教養科目の配点比率は、どの職種も概ね専門科目より低い傾向にあります。それ故に、「ボクは専門科目で勝負。教養科目はポテンシャルで乗り切ってやるぜ!」などとのたまい、教養科目をあまり勉強せずに試験本番に突入する受験生の方が毎年いらっしゃいますが、落ちます

専門科目は記念受験生を除けばどの受験生もある程度準備をしてくるため、差が付くのは教養科目です。教養科目を決して軽視してはなりません。ところが教養科目の範囲は膨大で、20科目ほどあります。多過ぎて全部学習する時間も気力もありません。

教養科目は、このように範囲が広過ぎる上に、専門科目に比べ「これ!」といった市販の対策本があまりないため、高校時代で一度学習している科目が多いにもかかわらず、思いのほか学習し辛いイメージが強いと思います。

しかし、捨て科目をつくり、計画的に学習することで、必要最小限の努力で攻略することが可能ですので、諦めずにしっかり対策しましょう。

このカテゴリでは、教養試験の各科目について、科目概要→おすすめ参考書→おすすめ過去問集と参考書を活用した具体的な勉強法、という流れで解説します

一般知識科目

自然科学(数学、物理、化学、生物、地学)

自然科学は、理系及び国立文系の公務員受験生が有利なのは一目瞭然。私立文系の受験生にとっては、この自然科学をいかにしのぐかが数的処理と並び教養試験最大のポイント。攻略法を解説します。
一般知識科目

人文科学(思想、文学・芸術、日本史、世界史、地理)

人文科学は思想、文学・芸術、日本史、世界史、地理からなり、国家公務員一般職は各科目から1問、地方公務員上級では2問前後出題されます。範囲がとんでもなく広いので取捨選択が重要な人文科学。その対策法を紹介します。
一般知識科目

時事

すべての公務員試験において、教養の政治・経済の科目、また専門の国際関係や経済関係の科目で、時事がらみの問題は必ず出題されます。いわゆる超重要科目である時事について、学習指針を紹介します。
一般知識科目

社会科学(政治・法律・経済・社会)

公務員試験における教養の社会科学は、時事的要素が強い設問が出題される傾向があります。専門の勉強で代用ができるのか、またどのような学習が必要なのか、確認したいと思います。
一般知能科目

数的処理(判断推理、数的推理、資料解釈)

数的処理は判断推理、数的推理、資料解釈の3つに分けることができます。苦手とする受験生も多いようですが、どの公務員試験でも全問必須回答の超重要科目です。この数的処理について、学習法を紹介します。
一般知能科目

文章理解(現代文、古文・漢文、英語)

公務員試験の教養科目において10問前後必須で出題される文章理解は、決して軽視できません。文章理解で特に配点の大きい英語及び現代文を、堅実に得点するための方法を紹介いたします。
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