併願先は「現実的で」「納得できる」ところを選ぶ!

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併願先に迷う 公務員試験を知る

「なりたい公務員はココだけ!」と志望先が一つに決まっていることは非常に素晴らしいことですが、公務員試験は水物です。「第1志望以外受験しない」というのは非常に危険なので、公務員受験浪人を避けるためには可能な限り併願受験すべきです。

なお、地方上級(道府県、政令指定都市)は、第1次試験が一部例外を除き全自治体で同じ日に行われるため、併願受験できません。東京都の場合は、東京都Ⅰ類と特別区Ⅰ類Bが同じ日に実施されるため、この二つを両方受験することはできません。

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採用試験の出題科目の重複が多く、一生働ける職種を

併願受験を考える際、日程が合うからといって何でもかんでも受験するのは時間と労力の無駄です。筆記試験対策の負担を小さくするためにも、可能な限り第1志望と出題科目が共通する職種を併願するのが鉄則です。

また、併願受験を考える上で最も重要なのは、合格して採用となった場合に、「自分が納得して就職できるかどうか」、という点です。

結果的に第2志望以下の公務員に採用が決まったとして、納得できないまま就職したところで、自分にとっても周りにとっても不幸です。それに、公務員なら何でもいいという姿勢では、人物試験を突破することは困難です。

よって、自分にとって「現実的で」「納得できる」併願先かどうかをしっかり考えて、無理のない併願プランを立てるようにしましょう。

本試験は模試を超える“実戦練習”になる

併願受験は合格・採用の可能性を広げるだけでなく、例えば第1志望の受験が比較的遅い日程にある場合は、その前の日程に実施される公務員試験を経験することで、本番に対する慣れを期待できます。実戦以上の練習はありませんので、交通費をケチらないように

公務員試験は全般的に出題形式や内容が類似している採用職種が多い上に、受験願書の送料等を除けば受験料は無料なわけですから、事前に各種公務員試験の受験資格や実施日をきちんと確認してから、積極的に併願受験しましょう。

室長
室長

ちなみに、当サイトおすすめの大卒程度併願プランは、実施順に国家総合職(4月末)→特別区Ⅰ類(5月上旬)→国税専門官または財務専門官(6月上旬)→国家一般職(6月中旬)→地方上級(6月下旬)です。

正確な日程は必ず各志望先のホームページ等でご確認ください。国家公務員は人事院の国家公務員試験採用情報NAVI地方公務員地方公共団体情報システム機構のページから各種自治体の採用情報ページへのリンクが掲載されていますので、参考に。

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