予備校はポイントで利用すべし!模試は必ず受験

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予備校活用 予備校利用

最短合格10の心得の八は、予備校の有効利用です。市販の公務員試験対策本が充実しており、インターネットや書籍で公務員試験に係る充実した情報が得られるようになった現在では、予備校を全く利用しなくても、合格は可能です。

しかし、予備校を全く利用せずに合格する人が少ないのも事実です。

予備校の一番のメリットは、勉強開始初期に、初めて学ぶ科目の基礎知識や重要ポイントや全体像についての整理された情報を、「聴いて」インプットできるというところです。

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予備校なら学習初期のインプットがラクに行える

学習初期に、初めて学ぶ知識を、テキストなりを自力で「読んで」学習を進めるのは、意志が弱い人にとっては結構大変です。一方予備校は、カリキュラムに沿って講師が勝手に進めてくれるので、部分的に解らなくても取りあえず一通り最後まで終わります。

「使う参考書・問題集は絞るべし!」でも記述しているとおり、「解らない部分があってもとにかく最初から最後まで一通り学習する」というのは、科目の全体像の把握という観点から極めて重要です。

よって、受験生の意志に関わらず、同じ参考書なり問題集を用いて最後まで講師が講義してくる予備校は、テキスト選びだけでフラフラしていまいそうな優柔不断な人にとっては利用価値が大きいと言えるでしょう。

独学で一番大変なのは学習初期、つまり導入時のインプット作業であり、まず一通り終えるまでが大変なのです。予備校に行けば、そこの部分が楽になるということですね。

逆に言えば、自力で学習を持続的に進める意志さえしっかり持っていれば、独学でも十分合格を狙えるということです。今は予備校が出版している講義形式の参考書も市販されているし、市販のレジュメ付き問題集は解説も丁寧で詳しいですからね。

いずれにしろ、予備校を利用する場合でも、投資に見合うだけの十分な対価を得るために、予備校に「依存」するのではなく、能動的な姿勢で予備校の利点を最大限に有効活用するようにしましょう。

本科生として利用する場合の予備校選びは下記の記事を参考に。

苦手科目や2次試験対策に絞った予備校活用も良策

当サイトは基本的には公務員試験の独学受験を前提としたサイトですが、決して予備校を否定している訳ではありません。

むしろ、基本独学であっても、苦手科目だけ予備校に頼ったり、論文対策や面接、集団討論など2次試験対策のみ予備校に頼る、などといった部分的な予備校の利用を絡めた試験対策は、戦略上非常に有効であると考えています。

予備校が実施する模試は最低2回は受けること

こういった柔軟性のある試験勉強の進め方が、公務員試験合格への近道でしょう。特に予備校各社が実施する模試については、必ず本試験までに最低2回程度は受けるようにしましょう。その時点における学習達成度の確認になるし、受験勉強のペースメーカーにもなります。

何より模試の一番のメリットは、本番のシミュレーションをすることができるという点です。時間配分等は実際に試験を受けてみないとなかなか把握できないので、本番形式の模試で確認していないと、本番で痛い目を見ることになります。

また、実戦的な時間配分を身につけるという意味でも、可能な限り自宅受験ではなく会場受験をするようにしましょう。

可能な限り自宅以外で勉強すべし!

予備校の有効利用と関連して、心得の九にも触れておきましょう。

これはもう説明するまでもないことだと思いますが、自宅にはテレビなりパソコンなりゲーム機なりマンガなりベッドなりと、いろいろと誘惑が多過ぎるので、「勉強に集中できる環境」に身を置くことで、勉強効率を上げようということです。

いくら「合格したい!勉強しよう!」という意志が強くても、人間、なかなか持続的に集中するのは難しいものです。悟りを開いた僧侶クラスでないと困難でしょう。

もちろん、学習中にも適度な休憩をはさむことは重要なことなので、集中力が切れてきたら積極的に休憩して気分転換すべきですが、勉強時間よりも休憩時間が多いようでは合格は到底無理です。

「勉強以外することがない」くらい制限された環境で学習するのがベストです。鉄格子の付いたコンクリート塀に囲まれた空間のような環境が最強ですが、少しハードルが高いかもしれません。

予備校生であれば絶対に予備校の自習室がおすすめで、そうでないなら図書館など落ち着いた場所を利用しましょう。

予備校本科生でなくても自習室が利用できる予備校もあるようですが、有料です。ただ、自宅や他の場所でどうしても集中できないようであれば、ある程度のコストがかかっても予備校等の自習室はお勧めです。

周りに「試験合格」という同じ目的に向かって進む人たちしかいないという「ピリピリした緊張感」というものは、予備校の自習室ならではです。

図書館を利用する場合でも、周りに昼寝をしたりペチャクチャ喋ったりする人がいない場所にしましょう。そういう人が近くにいると、むしろ気が散ってイライラして勉強効率が落ちてしまいます。彼氏や彼女と一緒に勉強するのも可能であれば避けたいところです。

近くに上記のような環境が無い場合は、もう自宅を整理するしかありません。テレビもゲーム機もマンガも再び出すのが面倒臭くなるような場所に片づけるべきです。

室長
室長

スマートフォンが最大の敵だと思いますので、理想は契約解除なのですが、それもあまり現実的ではないと思われますので、せめてゲームアプリはアンインストールしましょう。

いずれにせよ、これぐらいストイックにしないと、自分を律するのは大変です。「環境」も集中するためのツールの一つと考えて、勉強に集中しやすい場所をあらかじめいくつかピックアップしておくなど、可能な限り自宅以外で勉強するようにしましょう。

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