国際関係

国際会議 専門科目対策
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科目概要 …世界史が得意なら選択

公務員試験における国際関係は、過去から現在に至るまでの世界の動向やら国際政治・経済に係る理論やら、要するにその名のとおり国と国との関係についてのアレコレを問われる科目です。

主事
主事

世界史から国際関係の話題をピックアップし、掘り下げて、そこに最新の国際事情を盛り込んだような感じの科目ですね。世界は広く、歴史は長い。当然範囲は膨大です。

各国の外交史や政治理論、国際機構や国際経済理論について幅広く知識が問われるこの科目は、大学受験時に世界史を専攻していたなどある程度のアドバンテージを持っていない受験生にとっては、かなり厄介な科目です。

もちろん、広く浅くの公務員試験ですから、国際関係も範囲は広いとはいえ深い学習は必要ありませんし、教養試験における時事問題や政治経済、世界史、地理などの社会科学・人文科学分野にも絡んでくる科目なので、やらないよりはやった方がいいに決まっています。

国家一般職の選択科目でもあり、東京都や特別区を除くほとんどの地方公務員上級試験においても2~3問ほど出題されます。よって、刑法や労働法を勉強するぐらいなら、国際関係を勉強した方が受験戦略上有効なのではないか、と、普通の受験生なら考えると思います。

しかし、国際関係の選択には慎重になるべきだと思います。

国際関係は、他の政治系科目の例に漏れず、まさしく超暗記科目です。暗記がもともと得意な人や、世界史が好き・又は得意な人、時事・外交オタクなどといった方々は、迷わず国際関係を選択学習すべきです。そういった方は十分得点源にできるでしょうし、国家一般職でも選択を検討すべきでしょう。

ところが、高校時代にちょっと世界史をかじっただけの方や、暗記が苦手な方にとっては、覚える量が多過ぎるこの科目は大変な負担になります。ゼロから国家一般職で選択できるレベルに辿り着くには、過去問集や時事対策を相当やり込む必要があります。

さらに、国際関係に限らず時事要素が強い科目は、広い時事知識が要求される上に過去問が通用しにくいという性質上、一般的に安定して得点しにくい傾向があるといえます。

よって、暗記が苦手だったり、世界史を選択するレベルの蓄積が無い受験生は、国際関係を捨てるという選択肢も考えるべきであると思います。 国際関係を捨てたとしても、もしかしたら時事対策によって得た知識で、運がよければ本試験で国際関係出題を1問程度正答できるかもしれません。

お勧め参考書

国際関係は導入本を必要としないので、レジュメなどの要点整理が載っている過去問集からいきなり入ります。

したがって国際関係専用の参考書は特にこれといったものがありませんが、他の時事性の強い科目と同様に、「公務員試験 速攻の時事」(実務教育出版)で必ず最新の時事情報を確認しておきましょう。時事的要素の強い科目については、最新の時事情報を仕入れる上で「速攻の時事」は極めて有用な本です。

学習法 …地方上級なら過去問集と時事対策本で“しのぐ”

概要で述べたように、まず国際関係は捨てるか捨てないかの判断から入ります。

この科目は中途半端に学習してもまったく力が付きません。地道な暗記作業無しでは得点できませんので、中途半端にやるぐらいなら捨てた方が時間の節約になります。

このことを踏まえて、それでも国際関係を選択する気のある受験生、また地道に国際関係に時間を注げる受験生のみが、学習してください。

学習指針としては、いきなり過去問集から入る訳ですが、地方上級で得点することを第一の目的とするのであれば、一番のお勧めはTAC出版の「出るとこ過去問セレクト70 国際関係」です。

この「出るとこ過去問セレクトシリーズ」の良い点は、まず「本が薄い」点。奇問レア問カットで「国家一般・地方上級レベルで7割得点する」といったコンセプトで作られている過去問集であり、「あまり時間をかけられない科目」の学習に使う上で最適です。「レジュメ(POINT整理)」→「見開き2ページ完結型の過去問演習」という作りで、サクサク学習が進みます。発展問題も必ず解きましょう

本書を潰せば国際関係についての基礎知識を概ね確保できるので、後は時事対策と模試等で新しい知識を身につけることで、地方上級試験で得点できるレベルには達すると思われます。とにかくひたすら暗記作業なので、本に直接書き込む・マーカーを使うなど工夫して学習してください。

なお、国家一般職試験で国際関係の科目を選択するというのであれば、上記の方法では演習不足です。学習前にそもそも国際関係についてある程度の知識の蓄積がある受験生は別ですが、5問中4問以上を狙うのであれば高難度の過去問が多数収録されている新スーパー過去問ゼミを潰す必要があります

いずれにせよ、膨大な知識の詰め込みが要される公務員試験国際関係。無理に手を出せば痛い目を見るので、選択は慎重に。

攻略ポイント

国家一般職で選択するレベルを目指すなら「スー過去」をやりきる覚悟が必要

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