集団討論で高評価を得るためのコツ

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集団討論のコツ 人物試験対策
副室長
副室長

このページでは、集団討論を成功させる上での注意点やすべきこと、またどのような配慮が必要かを、いくつか具体的に解説いたします。

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試験開始前に受験者同士で絡んでおくこと

控え室で待っている間や事前に面接室で待機させられる場合は、可能な限り試験前に同じグループの受験者と軽く会話を交わしておくことをオススメします。

雑談でもいいので、なれなれしいと思われない程度にフレンドリーにメンバーと会話することが重要です。(ムズイな)

競争試験である公務員試験の中でも集団討論は「共同作業」の試験。「私は敵じゃない、仲間ですよ」と“NO WAR”の姿勢を相手に感じさせることで、お互いの緊張を緩和することができるし、「協力して集団討論を成功させよう」という一体感を作ることが期待できます。自分にとっても仲間にとってもプラスになるので、これは非常に有効です。

さらに、余裕があれば、討論の進め方等について仲間同士で軽く事前打ち合わせすることができればベターです。

ただ、会話が盛り上がり過ぎて控え室や面接室で騒ぐようなことは絶対NG。常識的な範囲で控えめに会話するよう気をつけてください。

討論開始前に役割分担と時間配分を決めること

集団討論でグループに課せられる使命は、「与えられたテーマについて、制限時間内にグループの意見をまとめ、結論を出すこと」です。決められた時間内に集団で仕事を遂行する能力は、組織内で働く者として必須でしょう。

それができなければグループ全体の評価が低くなってしまうので、試験官から討論開始を指示されたらいきなり討論に入るのではなく、まずはグループ全員で話し合って、討論をスムーズに進めるための各受験者の「役割分担」と、制限時間内に討論をまとめるための「時間配分」をきちんと決めることが重要です。

役割分担の決め方は別の記事で詳しく扱っていますのでここでは省略しますが、時間配分については、例えば60分間与えられたとして、まずテーマについての問題点の洗い出しに10分間、問題点の原因考察に15分間、問題の解決案の検討について20分間、グループの結論をまとめるのに10分間、発表に5分間といった形で目標時間を設定します。

この作業だけで「このグループは計画性があるな」と評価されるし、時間設定作業に積極的に参加することで、積極性や調整力のアピールもできるし、何より時間設定を設けることで議論を進めやすくなるというメリットがあります。

出過ぎも出なさ過ぎもダメ

一人で意見しまくるといったようないわゆるスタンドプレーはNG。試験官にアピールしたい気持ちはわかりますが、アピールし過ぎると逆にいやらしくなります。

「あいつは目立とうと必死だな」と他のメンバーに思われると雰囲気を悪くするし、必死過ぎる態度はみっともなく映り、試験官に嫌われる恐れがあります。

集団討論では相手の意見を聞くという「傾聴力」、相手に話を振る配慮などの「調整力」といった能力も問われています。相手の意見を押しつぶしてまで意見を通すようなことは絶対しないこと

もちろん、スタンドプレーに走るなといっても、あまりに控えめ過ぎると試験官から「こいつやる気あんの?」などと積極性の点でマイナス評価を受けるので、討論のポイントをおさえてタイミング良く適度に発言するよう心掛けましょう。

討論のテーマに関する知識が足らずどうしても意見を出しにくい場合は、正しそうな意見を発言している人に同調して、プラスアルファ的な意見をかぶせる等、メンバーを最大限に利用することで、自らの発言機会を確保するよう努めるといいでしょう。

メンバーを批判しないこと

集団討論は「討論」という名前が付いているから、賛成派と反対派にわかれて意見を戦わせるといったディベートと勘違いされている受験者がいますが、集団討論はディベートではありません。グループ全体で協力して1つの結論を導き出す共同作業です。

したがって、自分と反対意見が出されたからといって、「相手を論破してやろう。相手を言い負かそう」といった態度で反論するのは大きな間違いです。場の雰囲気を大きく損ねる結果になりかねません。

集団討論では、たまに明らかに間違った発言・ピントのずれた発言をする受験者がいます。そういった場合でも、「それは全く違う」だとか「それは極論だよ」だとか「あなたの言っていることは支離滅裂ですね」だとか「日本語でおk」など相手の意見を頭から否定、批判するような発言は避けること

「○○さんのような考え方はあると思いますが、私は△△という観点からやはりこう思います」だとか「意見がわかれましたが、他の方はどう思われますか」といった感じで論理的に反論、または周りに議論を振るなどして冷静に対応することで、逆に面接官から高い評価を得ることができます。

ディスカッション等において反対意見を出されるのはそれだけでシャクにさわる上に、しかもその反対意見があまりに無軌道、非論理的な場合は余計にイラッときて、「クッ!?コイツバカか!?」などとつい感情的になってしまいがちですが、採用試験である集団討論においては、そこはなんとしてでも自分を抑えて冷静に対処するよう心掛けましょう。

相手の意見が終わる前にかぶせるようにして発言するなどはマジでマイナス評価なので、そういったことを回避する上でも、反対意見が出ても最後まできちんと相手の意見を聞き、それから「なるほど」といったように相槌をうつなど、冷静になるために自分の発言前にクッションをおくことを推奨します。

反対意見は障害ではなくむしろ自分の冷静さをアピールするためのチャンスと捉えておけば、気分的にも楽でいられるでしょう。

発言回数が少ない人に発言機会を与えること

事前準備を怠っているケースだと思われますが、集団討論ではたまにほとんど発言しない受験者がいます。

このような受験者は、試験官はもちろん、他の受験者からも「やる気がないのか」などとネガティブな印象を持たれることになります。

この記事を読まれている皆さんであればそのような心配はないと思いますが、もしそういう人がグループにいた場合は、タイミングを見計らってその人の名前を呼び、「××さんは、何か意見ありませんか?」だとか「この件についてどう思いますか?」と話を振るかたちで、声をかけてあげましょう

わざとらしくない程度に」声をかけてあげるのがポイントです。討論の流れに沿わない形で露骨にこれを実行すれば、「あいつ、マニュアル読んでやがる」などと試験官やメンバーに「いやらしさ」を勘付かれ、自分のイメージを落とす危険性があります。タイミングよく、自然に振る舞うことが重要です。

これが実現できれば、「周りに配慮することができる」だとか「冷静に場を読んでいる」といったように、試験官から高評価を得ることが期待できます。

逆に、こういう風に他の受験者に利用されないためにも、普段から積極的に発言するのがあまり得意ではない受験者の方も、何も発言しないようなことは絶対に避けるようにしましょう。

副室長
副室長

集団討論は共同作業ではありますが、公務員試験そのものは競争試験です。ボーっとしていると痛い目を見るので、適度に緊張感を持って常に周りを意識することを忘れないでください。

時には議論の軌道修正を行うこと

既に述べたように、集団討論ではピントのボケた発言をする人がかなりの可能性で1グループに1人はいます。

そういう人をそのまま放置すると議論が停滞又はおかしな方向へ向かってしまい、結果としてグループ全体の評価が著しく下がってしまう恐れがあるので、討論が本質から外れつつある場合には、「意見が対立しているので多数決をとりましょう」だとか「内容が論旨から少し外れているので、△△の話に戻しましょう。では、△△についてですが・・・」といった感じで、自らで発言を行い議論の流れを本来の方向に修正するようにしましょう。

これを実行するには、自分の意見に対する自信とある程度の勇気が必要なので簡単ではありませんが、討論が失敗するよりは万倍マシです。

何より、無事に議論の流れを軌道修正できれば、討論の失敗を防げるだけでなく、「議論を正しい方向へ導いていく」というリーダーシップやバランス感覚といった個人能力を高く評価してもらえるでしょう。

討論の節目で整理する

これは基本的には司会進行の役目ですが、これをしない進行役もたまにいます。よって自分が進行役でない場合でも、討論の節目で「現時点での話をまとめると、○○ということですよね。では次は××についても議論しましょう」といった感じで軽く議論をまとめ、討論にメリハリを付けるようにしましょう。

これを行うことで試験官からは調整力を認められるし、仲間からは「この人は私の話をきちんと聞いてくれてるな」と思ってもらえるので、場の雰囲気とチームワークの向上が期待できます。

笑顔とユーモアが大切

討論では、固くなり過ぎず笑顔で参加しましょう。場の雰囲気を和ませることになるし、試験官に対して明るいイメージと余裕をアピールすることになります。

ただ、固くなるなといっても、タメ口は良くありません。グループの仲間といっても、他人とのコミュニケーションなので、社会人としての常識という意味でも、基本的には敬語で会話するよう注意してください。

また、無理に意識する必要はありませんが、場の雰囲気を和ませるユーモアも時には必要です。固くなりがちな集団討論の場を和ませるようなハイセンスなユーモアをタイミングよく発揮することで、笑顔と同じく面接官に「余裕」を見せることができれば高評価です。

何より、ユーモアのある受験者はそれだけで試験官から高い評価を受けます

もちろん、ピントのずれ切ったボケスベッてる感丸出しのユーモアなど、度の過ぎたユーモアはただのおふざけになるのでダメです。

まぁ、討論にユーモアを交えるというのはなかなか簡単ではないので、自信がなければ無理に考える必要はありません。ユーモアのつもりが完全にスベッてしまい、しかもフォローがなかったら悲惨なので、安易に笑いを取ろうとするのは避けた方が無難です。

副室長
副室長

以上が集団討論・グループワークでうまく立ち回るコツです。出題テーマに関する知識も大切ですが、結局、もっとも問われているのは「空気を読めるかどうか」です。

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