学習計画を進めるには 計画を“見える化”する

自己分析 学習計画の作成
主事
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公務員試験における学習計画の立て方・進め方を総括いたします。

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1週間単位・1日単位で学習計画を立てる

1年計画、6か月計画の作成例で示したスケジュール表は、試し勉強をもとに、長期の科目別学習所要時間と、1日の学習科目を計画したものです。どの期間で、どの科目を何周するかを決めているので、計画としては“森を見ている”状態です。

ただ、このスケジュール表だけでは“木が見えない”、すなわち科目別の具体的な学習内容が見えてきません。そこで、「向こう1週間で世界史をこれだけ学習するために、これからこれまでやる」「○日は世界史のこの単元を学習する」といった形で、自らに課す具体的な目標学習量をノートやメモに書き出す作業が必要になります。

スケジュール表作成の際にすでに実現可能性を考えて1日あたり学習量を計画していますから、そのとき設定した学習量を1週間単位、1日単位で具体的にまとめ、その計画どおりに学習を進めていけばよい、ということになります。

<1週間の学習計画例>

○月第△週目の学習計画

  • 「まる生Ⅰ 総則・物権編」を読み切る
  • 「スー過去 マクロ経済学」を14テーマ終える
  • 「畑中本 数的推理」をSECTION1~7まで終える
  • 「畑中本 判断推理」をSECTION1~7まで終える
<1日の学習計画例>

○月×日の学習計画

<午前>

  • 「畑中本 判断推理」のSECTION1を終える
  • 「畑中本 数的推理」のSECTION1を終える

<午後>

  • 午前中に終わりきらなかった分を終わらせる
  • 「まる生Ⅰ 総則・物権編」の Chapter1 Section3 法人まで読む
  • 「スー過去 マクロ経済学」のテーマ2まで終える

毎晩、毎週末に進捗をチェックする

スケジュール表に書かれてある科目別の設定学習期間は、計画した目標学習量の学習“期限”です。実現可能な学習量を予想してスケジュール表を作成しているのだから、目安といえども、このスケジュール表の期限内に目標学習量を達成するよう、努力しなければなりません。

たとえば1年計画の参考例では、公務員試験の勉強開始初期の憲法の学習に20日間を設定していますが、これは「憲法を20日間勉強する」という意味ではなく、「20日間以内に『スー過去』を1周しなければならない」という、自分への“制約”です。

そして忘れてはいけないのが、計画どおりに学習できたかを毎晩、毎週末にチェックし、改善事項を翌日、翌週の学習計画にフィードバックする作業、つまり「計画の最適化」作業です。

ただし、もしその日計画どおりに学習できなかったとしても、翌日に挽回できるのであれば、スケジュールを修正せずに学習を進めるに越したことはありません。

とにかく、作ったスケジュール表をもとに立てた、向こう1週間ぐらいの具体的計画にもとづいて1週間ほど真剣に勉強したら、だいたい自分の学習ペースがわかってくると思います。

その結果から再度スケジュール表を修正するなり1日の学習量を決定するなりして、現実に即した精度の高い計画を立てれば、心にゆとりを持って無駄の少ない学習を進めることができると思います。

教養科目を午前中、専門科目を午後に学習する

なお、実際に学習する際、試験直前期はできる限り、教養科目の勉強は午前中専門科目の勉強は午後に行うようにしましょう。公務員試験では一般的に、教養試験は午前中、専門試験は午後に行われるからです。

また、公務員試験の開始時刻はおおむね午前9時頃です。人間の脳は起床後3時間程度すぎないと活発に活動しないそうなので、本試験に合わせた学習リズムを考えるなら、毎日午前6時に起床して、午前9時から勉強を始めるというのが理想的といえるでしょう。  

学校や仕事の都合で、なかなかそのようにいかない場合でも、試験日の1か月くらい前からは、1日の生活サイクルだけでも、そのペースに近づけておいてください。

また、睡眠不足に陥らないよう、最低6時間は睡眠時間をとっていただきたいので、先に述べた脳内ホルモンの分泌の点も考慮して、午前6時に起きるのであれば、夜の12時までには寝るように計画を立てましょう。

そしてこれは補足ですが、朝食は必ず取ること。栄養分(炭水化物)を摂らないと脳は働いてくれません。

これらは些細なことのようですが、本試験で出せる力をすべて出せるように、可能な限り頭を本試験用に慣らしておきましょう。早寝早起きと適切な食生活を心がけること。これは、公務員試験最短合格に欠かせない10の心得の最後の一つ(十)です。

最後に、長々と学習計画の作成について述べてきましたが、気合いを入れて計画を立てるのは最初だけにして、くれぐれも修正作業にあまり時間をかけすぎないよう注意してください

主事
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学習を効率的に進めるうえで計画を立てることは極めて重要ですが、計画を作るために肝心の学習時間が圧迫されるようでは、本末転倒ですからね。

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